【大井町】阪急食品館「とり銀亭」の出し巻き卵弁当がタンパク質パラダイスだった

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デパ地下弁当の最適解を探して

仕事帰りや出張帰り、クタクタになってもう夕飯を作る気力がない……。
そんな時に頼りになるのが、デパ地下や駅ビルの食品売り場で売られているお弁当です。
しかし、種類が多すぎて「結局どれを買えばいいのか分からない」と売り場を何周もしてしまうこと、ありませんか?

大井町駅直結の「阪急大井町ガーデン」。
その1階にある阪急百貨店食品館は、近隣住民やサラリーマンの胃袋を支える重要な拠点です。
ここの一角にある鶏肉惣菜店「とり銀亭」に、私が長年推し続けている、とあるお弁当があります。
関西を中心に展開する老舗鶏肉専門店「鳥芳」が運営するこのお店。
店頭には美味しそうな焼き鳥や唐揚げが山のように積まれていますが、ぜひ注目してほしいのがこれです。

だし巻玉子弁当の全貌

主役は鶏肉じゃない!?「だし巻玉子弁当」

その商品名は「だし巻玉子弁当(そぼろやきとり)」
鶏肉屋さんのお弁当なのに、商品名のトップに来るのは「だし巻き玉子」。
ご覧ください、このビジュアル。
長方形のお弁当箱の半分近くを占拠しているのは、鶏肉ではなく、鮮やかな黄色いだし巻き玉子です。

関西風の出汁の極み

関東のスーパーや弁当屋で売られている玉子焼きといえば、お砂糖をたっぷり入れた「甘い厚焼き玉子」が主流ですよね。
しかし、ここはさすが阪急百貨店に入っている関西資本のお店。
甘さを極力抑え、出汁の風味を前面に押し出した、本格的な「関西風だし巻き」スタイルを貫いています。

箸を入れると、じゅわっと上品な出汁が染み出してくるような瑞々しさ。
口に入れると、ふわふわとした食感とともに、鰹や昆布の旨味が広がります。
それがドーン、ドーン、ドーンと贅沢に3切れも!
これはもう、ご飯のおかずというよりは、立派な酒のつまみです。
家に帰ってこれをつまみに日本酒を一杯やるのが、至福の時間なのです。

鶏肉屋のプライドもしっかりと

もちろん、鶏肉専門店ですから、玉子だけではありません。
脇を固める(といっても存在感は主役級ですが)鶏肉おかずたちも精鋭揃いです。

おかずのアップ
  • 焼き鳥(もも):冷めても固くならないよう計算された絶妙な焼き加減。甘辛いタレがしっかり絡んでいて、ご飯を進ませるアクセル全開です。
  • 鶏そぼろ:生姜が効いた甘辛い味付けで、ご飯の上に敷き詰められています。だし巻き玉子と一緒に食べると、「他人丼」のような味わいが楽しめます。
  • 唐揚げ:しっかりと下味がついた鶏肉屋の唐揚げ。衣はしっとり系ですが、冷めても肉の味がしっかりしていて美味しい。1個あるだけで満足度が違います。

全体的に「タンパク質!!」という構成。
野菜? まあ、漬物がちょっと入っていますが、基本的には茶色と黄色です。
でも、揚げ物ばかりの幕の内弁当に比べて罪悪感が少なく、むしろ「これは良質なタンパク源だから、筋肉に良いのでは?」と自分に都合よく解釈しながら食べられるのが素晴らしい点です(笑)。

阪急食品館の底力「りんご総選挙」

余談ですが、このお弁当を買った日、同じフロアの青果売り場(生鮮市場)で「りんご総選挙」なるイベントが開催されていました。

「りんごなんて、ふじと王林くらいしかないでしょ?」
なんて思っていたら大間違い。
なんと35品種ものりんごが勢揃いしていたのです!
「ぐんま名月」「シナノゴールド」といった有名どころから、聞いたこともないようなレア品種までずらり。
ポップにはそれぞれの糖度や酸味、食感の特徴が詳しく書かれており、店員さんも熱心に説明してくれました。

普通のスーパーでは在庫リスクを恐れて絶対にやらないような、こういう尖った企画を平然とやってのける。
これが、さすが「食の阪急」と呼ばれる百貨店の矜持ですね。
お弁当でお腹を満たした後のデザートに、珍しいりんごを一つ買ってみるのもまた一興でした。

まとめ:大井町民の胃袋を支える味

以前に比べれば、昨今の原材料費高騰の影響で少し値上がりしてしまいましたが、それでも1000円前後でこのクオリティとボリューム。
コンビニ弁当にはない「手作り感」と「専門店の味」を楽しめると思えば、コスパは十分に良いと言えるでしょう。

大井町周辺にお住まいの方、または大井町駅を利用される方。
「今日の夕飯、何にしようかな」と迷ったら、ぜひ阪急食品館へ。
そして「とり銀亭」の黄色いだし巻き玉子を探してみてください。
甘い玉子焼きが苦手な酒飲みの方には、特におすすめですよ。
きっとリピートしたくなるはずです。

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