【阪東橋】手打ちそば「太志」で締めくくる大晦日!絶品・天せいろを堪能

そば・うどん・麺類

横浜橋の隠れた名店「太志」

活気あふれる横浜橋通商店街から、一本路地を入った静かな場所に、そのお店はあります。
手打ちそば処「太志(ふとし)」。

太志の暖簾

派手な看板はなく、落ち着いた和の佇まい。
知らなければ通り過ぎてしまいそうですが、地元のお蕎麦好きの間では知られた存在です。
普段は、静かにジャズが流れる店内で、大人の蕎麦時間を楽しめる穴場スポットなのですが……この日は違いました。

戦場と化した大晦日の蕎麦屋

訪れたのは12月31日、大晦日。
日本人にとって、一年を締めくくる「年越しそば」は欠かせない一大イベントです。

我が家では例年、スーパーで買ってきた蕎麦を家で茹で、「紅白歌合戦」を見ながら慌ただしく食べるのが恒例行事でした。
しかし今年は、「たまには美味しいお蕎麦屋さんで、優雅に年越しをしたい!」と一念発起。
ランチタイムを狙って「太志」へ突撃したのです。

到着すると、予想通り、いや予想以上の混雑ぶり。
普段の静寂はどこへやら、厨房からは湯気が立ち上り、店員さんは小走りで動き回り、てんてこ舞いの様子。
「これは失敗したか……?」と一瞬怯みましたが、運良く入れ替わりのタイミングで席に着くことができました。
まさに滑り込みセーフ!

絶品!十割そばと天ぷら

メニューは年越し特別編成になっていましたが、お目当ての「天せいろ」は健在。
迷わず注文します。

天せいろ

しばらくして運ばれてきたお蕎麦は、見るからに艶やか。
こちらのお店は「十割そば」も自慢ですが、普通のせいろも二八(かな?)で、しっかりとしたコシと喉越しが楽しめます。

まずはつゆを付けずに、蕎麦だけで一本。
……噛むほどに蕎麦の香りが鼻に抜けていきます。
冷水でキリッと締められており、歯ごたえも抜群。
大晦日の慌ただしさを忘れさせてくれるような、凛とした味わいです。

主役級の存在感、天ぷら

そして、もう一つの主役である天ぷら。
海老、野菜(ナス、シシトウ、カボチャなど)が美しく盛り付けられています。

衣は薄く、サクサクと軽い食感。
油切れも良く、素材の味がしっかりと活きています。
特に海老はプリッとしていて甘みが強く、蕎麦つゆに少し浸して食べると、油のコクがつゆに溶け出して、また違った美味しさが楽しめます。

まとめ:来年もまた来たい

厨房の修羅場具合を見て、「おいしいのに、こんなに忙しくて大変だろうなぁ」と勝手に同情してしまいましたが(笑)、それでも提供されたお蕎麦のクオリティには一切の妥協がありませんでした。

最後は、とろりとした濃厚な蕎麦湯でつゆを割り、ほっと一息。
体の芯から温まり、「今年も一年、無事に過ごせたなぁ」という実感が湧いてきました。

普段使いにも、ハレの日にもおすすめできる「太志」。
横浜橋界隈で美味しいお蕎麦が食べたくなったら、ぜひ足を運んでみてください。
ただし、大晦日の訪問は「覚悟」と「時間の余裕」を持って行くことをおすすめします!

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